出版部

目次

戦場へと旅立つ前にせめて一目だけでも会いたい――かなわない恋に身を焦がす青年将校。
新年前夜の舞踏会に駆けつけようと疾走させたソリが迷い込んだのは、ルサールカが出没するという黒い湖。
吹雪の中、命からがら避難した集落で禁断の儀式に誘われる。
秘められた思惑を宿した謎めいた男の提案は救いかワナか?
ロマン主義最初期人気作家ベストゥージェフ・マルリンスキーの最高傑作「恐ろしい占い」

サンクトペテルブルク湾内の島の果てに隠れるように住んでいる魔女と噂される老婦人と美しい娘。
時折二人の元を訪ねる遠縁の青年が連れてきた謎めいた男が占いで真実を暴く。
都の退廃と悪魔の純愛を描いたプーシキン原案のチトフ幻の名作「ワシリエフスキー島の果ての家」

モスクワ外国人街のケシ菓子売りのおばあさん。しかし、それは世を忍ぶ仮の姿だった。
日が暮れると家には引きも切らずに来客が訪れ、占いをせがむ。
天才占い師として知られ、巨万の富をたくわえた魔女が財産の譲渡の代償として姪孫の娘に示したのは意外すぎる結婚相手で……
ポゴレルスキー「ラフェルトヴォのケシ菓子売り」

占いで食べていく――占い師として生活を成り立たせ、それどころか一財産築いた人々のたくましい処世術。
占い師、呪術師、予言者、ニセ聖人。ベテランの居候たち。
モスクワでの職業としての占い師の実像を浮き彫りにした、オドエフスキー「呪術師と占い師たち」

占いや降霊術を題材としたロシア怪奇幻想作品集全十四篇。

アレクサンドル・マルリンスキー 「恐ろしい占い」(本邦初訳)
ナジェージダ・テッフィ 「風呂の悪魔」
ウラジーミル・ダーリ 「年越しの占い」(本邦初訳)
ニコライ・レスコフ 「ジャンリス夫人の霊」(本邦初訳)
カジミール・バランツェヴィチ 「騎兵のサーベル」(本邦初訳)
アントン・チェーホフ 「占い師と占い女たち」(本邦初訳)
ウラジーミル・チトフ+プーシキン 「ワシリエフスキー島の果ての家」(本邦初訳)
ウラジーミル・オドエフスキー 「呪術師と占い師たち」(本邦初訳)
アントン・チェーホフ 「鏡の中の運命」(本邦初訳)
ナジェージダ・テッフィ 「占いと魅惑術」(本邦初訳)
アントン・チェーホフ 「怪異の夜」(本邦初訳)
ワレリー・ブリューソフ 「鏡の中」
ヴァシーリー・ジュコフスキー 「スヴェトラーナ」(物語詩)(本邦初訳)
アントニー・ポゴレルスキー 「ラフェルトヴォのケシ菓子売り」(本邦初訳)

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この記事を書いた人

高野昂 kotakano

イラストレーター 著作家 翻訳者