目次
三かける九の地を越えた遙かかなた――三十番目の国、トリデビャトエ王国。
魔法使いの元で育てられた女の子に語り猫コト・バユンが夜ごと話して聞かせる物語。
人の世界が恋しくなった女の子がやがてキキモラになったわけ――マナセイナ「キキモラになるまで」
キキモラ、ドモヴォイ、イゴーシャ。ロシアの家に宿る精霊・妖怪に題材をとった古典小説を収録したアンソロジー作品集。
短編小説の傑作と名高いグリーンの「おしゃべりなドモヴォイ」
モスクワの趣味人の粋と奇想天外な発想。実話を元にしているというのが驚きのヴェリトマン「家じゃない、ドールハウスだ!」ではプーシキンほかヴェリトマンの友人たちが実名で登場。おとぎ話、小説、現実が少しずつ重なり交錯する。
収録作は全九篇。
アレクサンドル・グリーン 「おしゃべりなドモヴォイ」
ウラジーミル・オドエフスキー 「イゴーシャ」(本邦初訳)
ナタリア・マナセイナ 「キキモラになるまで」(本邦初訳)
オレスト・ソモフ 「キキモラ」
ナジェージダ・テッフィ 「ドモヴォイの良心」
アレクサンドル・ヴェリトマン 「家じゃない、ドールハウスだ!」
グリゴリー・ダニレフスキー 「ドモヴォイの散歩」(本邦初訳)
アレクセイ・トルストイ 「子とりのキキモラ」(本邦初訳)
ニコライ・レスコフ 「森の怪人」(38年ぶりの新訳)
カラー挿絵二点(ペーパーバック版はモノクロ)
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2025年7月28日初版第1刷発行
2025年7月29日初版第2刷発行
ページ数:340(KENPC換算)