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ウクライナの民間伝承に題材をとった古典小説のうち「魔女と恋」というコンセプトに沿って作品を収録したアンソロジー短編集。
魔女、吸血鬼、人狼、ルサールカ、レーシィといった東スラヴの妖怪、超自然的な存在が登場する。
ウクライナの生活文化や伝統、食生活の詳細が描かれており、ウクライナの人々の暮らしと風土を実感できることだろう。また、現代まで続く周辺諸国や民族間の関係についての理解を深める一助ともなるはずである。
今まで五度以上映画化された人気作、ゴーゴリの「ヴィイ 妖女」を含む。収録作は下記の通り。

オレスト・ソモフ 「キーウの魔女」
ホマ・クプリエンコ 「災いの告げ手」
(本邦初訳)
ニコライ・ゴーゴリ 「ヴィイ 妖女」
ミハイル・チャイコフスキー 「三姉妹の墳丘」
(本邦初訳)

三姉妹の墳丘ではウクライナ各地に存在する古墳群、クルガンが神秘的なものとして受け止められていたことを知ることができる。

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この記事を書いた人

高野昂 kotakano

イラストレーター 著作家 翻訳者