カルパティア山脈の麓にある幽霊が出るという廃城では、月夜には美しい女性の大理石像が生命を得て動き出すという。
空想好きな貴族の青年マンヴェドはこの伝説に魅了され、婚約者の反対を押し切ってきもだめしに城を訪れるが……。
マゾ嗜好の語源となったことで知られるザッハー・マゾッホの吸血鬼ゴシックロマンス「死者は永遠に満たされない」
西ウクライナ、リヴィウ周辺でコレラが流行する中、実際に起きた吸血鬼事件を詳細に記録したイヴァン・フランコ『吸血鬼の火刑』
ゴーゴリの作品の中で最も怪奇色が強く、多くの人にトラウマを植え付けた幻の怪作『血まみれのバンドゥーラ奏者』
「ポーランドのポー」として知られるステファン・グラビンスキ。
オカルトの大家エレナ・ブラヴァツキーの語るウクライナの吸血鬼伝説。
吸血鬼伝説の本場カルパティア山脈周辺を含むウクライナの吸血鬼アンソロジー作品集。
小説を主に記録小説、民俗資料、詩二篇を含む全十五篇。
ウラジーミル・ダーリ 「マルーシャと吸血鬼」(本邦初訳)
イヴァン・ハヴリシュケヴィチ 「怪異」(本邦初訳)
フェディル・クドリンスキー 「古城の巨影」(本邦初訳)
イェロニム・ヤシンスキー 「吸血木」(本邦初訳)
イヴァン・ロスコフシェンコ 「借地人」(本邦初訳)
ザッハー・マゾッホ 「死者は永遠に満たされない」(本邦初訳)
ユーリ・レヴャキン 「吸血鬼の夫」(本邦初訳)
ステファン・グラビンスキ 「ヴァンピール」(本邦初訳)
エレナ・ブラヴァツキー 「亡霊の馬車」(本邦初訳)
ニコライ・ゴーゴリ 「血まみれのバンドゥーラ奏者」(本邦初訳)
ナジェージダ・テッフィ 「赤ちゃんは吸血鬼」
ステパン・ルダンスキー 「吸血鬼の結婚」(物語詩)(本邦初訳)
イヴァン・フランコ 「吸血鬼の火刑」(本邦初訳)
ユリアン・ヤヴォルスキー 「吸血鬼に関する俗信」(本邦初訳)
レーシャ・ウクライーンカ 「会いに来て、愛しい人!」(詩)(本邦初訳)